私立大医学部 2013年度 入試速報

2013年6月13日

大学別入試状況の分析

*岩手医科大

267人の大幅な減少で、7年ぶりの減少となった。一次試験日が前年度は私立大医学科で最も早く、バッティングした大学もなかったが、今年度は2大学とバッティングした上、前後の日程を併願対象となる大学にはさまれたことが大きく影響した。

*自治医科大

362人の大幅な増加で、2年連続増加となった。貸与される学費全額が卒業後の勤務条件を満たせば全額免除されることも影響した。

*獨協医科大

全ての方式で増加し、163人のやや増加で、2年連続増加となった。一次試験日を変更し、前後の日程を前年度よりレベルの近い大学にはさまれたが影響はなかった。

*北里大

前年度大幅な増加の反動はなく、120人増加し、2年連続増加となった。

*杏林大

161人のやや減少で、2年連続減少となった。方式別の見ると、前年度の逆になった。一般方式が大幅な減少となったのは、一次試験日が東邦大、順天堂大の各一次試験日にはさまれたことが影響した。

*慶應義塾大
 6年ぶりに増加したが、22人のわずかな増加に留まった。医学系人気は高いが、医学科志望者の最難関大敬遠の動きのため、大幅な反動増にはつながらなかった。

*昭和大

6年間総額の学費を大幅に減額したことで、全ての方式が大幅な増加となった。前年度も477人の大幅な増加だったが、今年度は1,424人と前年度をはるかに上回る大幅な増加となった。

*東海大

<A>は前年度大幅な増加の反動はなく、1,409人と引き続き大幅な増加となった。前年度は一次試験日が志望層が重複する帝京大と2日間ともバッティングしたが、今年度は1日もバッティングしなかったことが大きく影響した。

*東京慈恵会医科大

274人の大幅な増加となり、前年度まで2年連続減少だった反動が見られた。

*東邦大

6年間総額の学費を600万円減額した効果で、418人の大幅な増加となった。これで、2007年度からの前年度の反動での増減が継続した。

*日本大

前年度までの3年連続増加の反動はなく、768人の大幅な増加となった。出願締切が1月31日と遅いため、センター試験の平均点大幅ダウンによる国公立大医学科志望層の出願増加の影響が見られた。

*日本医科大

1次試験日が自治医科大の1次試験日とバッティングしたが、9人とごくわずかだが増加し、3年連続増加となった。

*聖マリアンナ医科大

448人の大幅な増加で、2年連続増加となった。前年度より1次試験日が受験しやすい日程になったことが影響した。

*金沢医科大

前年度まで2年連続増加の反動はなく、100人のやや増加となった。1次試験は広島会場を廃止し、前年度より1会場少ない7会場になったが影響はなかった。

*藤田保健衛生大

一般方式で<後期>を新規実施したため、1,433人の大幅な増加となった。既存の2方式はいずれも大幅な減少だったが、募集人員が削減されて、志願倍率は<前期>が26.0倍→26.2倍とごくわずかにアップ、<セ・併用>は79.1倍→140.0倍と倍増近いアップとなった。

*大阪医科大

全ての方式で増加し、412人の大幅な増加となった。<前期><後期>はともに5年連続増加、<セ・併用>は3年連続増加となった。

*関西医科大

センター方式を新規実施したため、1,301人の激増となった。また、一般方式は73人のやや増加だったが、募集人員が15人削減されたため、志願倍率は16.8倍→20.7倍とアップし競争が激しくなった。

*近畿大

前年度は553人の大幅な増加だったが、今年度は42人の微減に留まり、医学系人気から反動はほとんど見られなかった。

*兵庫医科大

359人の大幅な減少で、2年連続減少となった。大幅な減少だった一般方式は、出願期間が前年度より1週間短くなったことが影響した。

*久留米大

179人の大幅な増加で2年連続増加となった。近年は前年度の反動で増減していたが、医学系人気でその傾向は止まった。

*産業医科大

490人の大幅な増加で、2年連続増加となった。医学系人気に加え、修学資金貸与金制度で実際の納入学費総額が約1,130万円と安くなることも影響した。

*福岡大

636人の大幅な増加で、2年連続増加となった。前年度の1次試験日は帝京大、東京医科大とバッティングしたが、今年度は帝京大とのバッティングのみになったことが影響した。

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