医学部受験シーズン到来

2014年1月29日

今年も受験シーズンに入り、日々受験する生徒たちの感想及び反省の言葉を聞く時となりました。
長年、医学部受験に携わっているのですが、「割とできた。」や簡潔に「できました。」という言葉を聞くと安心しますが、「思っていたより難しかった。」や「力が出せなかった。」などという言葉を聞くとややがっかりとしますが、私立医学部狙いの方には、「まだ次があるから、しっかり頑張って行こう。」と、また国立狙いの方には「2次逆転目指して頑張ろう。」などと激励することもこの時期の一場面としてあります。

私が医学部受験専門の指導という世界に身を置くこととなって、かれこれ10数年が経ちましたが、年々受験者数が増えて行き、難易度が増しているような気がします。御父兄様方が実際に大学受験されていた頃とは様相が変わり、大手予備校の偏差値一覧表では、学校により多少上下しますが、東大・京大の理工系学部の偏差値を上回るレベルにまで、難易度が上昇しております。

アベノミクスの影響もあり、景気に明るさが見えてきているものの、新卒予定者の就職活動が厳しい状態が続く中、ますます就職と直結する実学的学部に人気が集まるのも仕方がないかもしれません。そういうこともあり、再受験者や大学を出て、就職した後、再び医学部受験を目指す20代・30代の受験者も参加するという年齢幅の広がりも相まって、非常に狭き門となっているのが医学部入試の現状です。

ですので、医学部受験に関して、安易にテレビドラマなどの主人公の医師のようなことをしてみたいという気持ちで受験したり、医者には興味がなくて親が行ってくれといったので、受験しますという方にも大変厳しい現実が待ち構えています。中には3年・4年かけて受験をして、やっと合格された方もいらっしゃいます。

私は主に、医学部受験の英語の家庭教師という仕事で日々受験のお世話をさせていただいておりますが、担当する生徒の多くは英語がSOS状態の生徒が多いです。初回の授業及び数回授業していますと、「もう少し早く家庭教師を頼んでいたら、傷が浅くて修復しやすかったのに。」というお子様を多く見受けます。他教科では優秀な成績を修められている方もそのような方もいて、ほぼ全教科成績が悪い方と比べると、「早く処置をしていれば、ゆとりをもって受験されるくらいにまで回復できるのに。」とか、「あと半年早かったら、もっとレベルの上の大学の医学部が合格できるのに。」という方もいます。

受験日までの残り時間を考えると大変負担のかかる指導をせざるを得ない方も多く、後手後手に回って受験日を迎えなければならない方も多くいます。上手く立ち回って奇跡的に合格する人もいますが、1~2年間の受験指導で、ぎりぎりの不合格という方もいます。そのような生徒は翌年はほぼ合格は可能ですが、傷の深い方ですと、傷の修復でさえもまだ治療半ばという方もいて、翌年の指導にも影響を受けている方も中にはいます。

一般の学部では、大きく悪い科目が一教科あったとしても合格できたり、何らかの修復をして、
偏差値50前半を超える点数があればたいていの場合は合格できますが、医学部の場合は一番悪い教科でも偏差値60を超える点数は必要です。ですので、ある程度の期間で偏差値60以上に成績を上げるのは、現場に精通したプロの講師の力を借りるのは必然的なことかもしれません。

私たちプロの家庭教師は得意科目の点数をさらにアップし、弱点科目を大きく伸ばして持っていくという最高の引き上げ力で受験を迎えられ、晴れて医学部に合格されるようにと日夜努力研鑽しています。通常ですと、大学入試を終えられたばかりの医学部生が、成績上位のできる生徒をほどほどの引き延ばす必要であるくらいであれば問題ないかもしれません。しかし、ハイレベルの入試を勝ち抜いた生徒でさえも、いざ、弱点科目の偏差値が低い生徒の指導となると自分との受験生時代の学力のギャップもあり、プロの講師ほどの学力アップに関してのハイパフォーマンスは行えないと思っております。又、生徒のできる科目を偏差値70以上に持っていくのは難しいと思っています。それほど、大変シビアな世界に長く毎年指導しているプロ講師とは差があると思います。

長く医学部受験の指導をしていると、プロの家庭教師はただ勉強を教えるだけではなく、いかに生徒・ご両親の精神的なサポートをしながら、合格の門にくぐれるようにするかということにも配慮します。これは意外に重要な要素であるということも長く指導していればいるほど、気付かされます。極度の緊張状態で親子さん同士のトラブルやご両親方同士のトラブルは受験には精神的・時間的に非常にマイナス材料になります。トラブルの要素は様々ですが、プロの家庭教師の方のアドバイス等がトラブルの解消に役立つことも多いです。

私は毎年、厳しい医学部入試に合格された後の生徒さん・親御さんの喜びを見るのが本当にうれしいです。中には大変なご苦労をされて、合格された方々の喜びの涙を見て、ついもらい泣きしてしまうこともあります。「今日の良き日の感動を是非今後はあなたを頼りにしている患者さんにお返しして下さい。」と生徒に言うと「はい。わかりました。」とはっきりと言っていただけることに、日本の医療の今後は安心だと思い、又そのさらなる発展を期待しております。

カテゴリー:医学部受験のツボ

2014年度 私立医学部寄付金

2014年1月15日
私立医学部、全29校の寄付金・学債に関する情報

寄付金・学債 ― 岩手医科大学

入学後に「募集趣意書」により任意の寄付金をお願いする。(地域枠特別推薦入学者は除く)

寄付金・学債 ― 自治医科大学

なし

寄付金・学債 ― 獨協医科大学

教育研究設備充実のため、入学後に別に定める「寄付金募集趣意書」に基づき任意の寄付金を募集します。

寄付金・学債 ― 埼玉医科大学

入学後に任意の寄付金を募集する。

寄付金・学債 ― 杏林大学

入学に関連した寄付金・学債の募集は一切行っておりません。

寄付金・学債 ― 慶應義塾大学

入学完了後、任意でお願いしています。

寄付金・学債 ― 順天堂大学

教育施設の整備・教育研究設備充実のための協力金(寄付金・学校債)のご協力を入学後に説明し、任意でお願いしております。

寄付金・学債 ― 昭和大学

入学後、本学の教育研究環境の整備充実等のため、任意の寄附金を募集いたします。

寄付金・学債 ― 帝京大学

施設設備の整備充実のため、医学部では「学校協力費募集趣意書」により学校協力費のご寄付を入学後にお願いしております。

寄付金・学債 ― 東京医科大学

本学の教育研究に必要な施設・設備を充実させるため、入学後、任意に学校債及び寄付金を募集します。

寄付金・学債 ― 東京慈恵会医科大学

なし

寄付金・学債 ― 東京女子医科大学

入学式後に任意で依頼

寄付金・学債 ― 東邦大学

入学許可後、本学の医学振興のための任意の寄付金をお願いしております。

寄付金・学債 ― 日本大学

教育・研究・診療活動の基盤整備等のため、入学後、募金事業(施設設備等整備事業募金:1口10万円、60口以上)をお願いする予定です。

寄付金・学債 ― 日本医科大学

入学後、任意の寄付をお願いしている。

寄付金・学債 ― 北里大学

入学式以降に「募金趣意書」により任意の寄付金を募集します。

寄付金・学債 ― 聖マリアンナ医科大学

入学後「募集趣意書」により、任意の寄付金を募集する。学債は募集しない。

寄付金・学債 ― 東海大学

教育環境の充実を図るため、入学後、任意の寄付をお願いしております。

寄付金・学債 ― 金沢医科大学

入学後、教育振興資金として任意の寄付金と学校債を募集します。

寄付金・学債 ― 愛知医科大学

教育・研究の施設・設備等の充実のため、別に定める募集趣意書により、入学後に大学債及び寄附金を募集します。任意ではありますが、是非ご協力をお願いします。

寄付金・学債 ― 藤田保健衛生大学

2013年4月1日以後に「寄付金」又は「学園債」を募集(任意)。

寄付金・学債 ― 大阪医科大学

入学後、「募金趣意書」により任意の寄付金をお願いします。
※入学前の寄付金募集は行っておりません。

寄付金・学債 ― 関西医科大学

本学では、教育、研究施設設備の整備拡充のため、任意の寄付金、学校債の募集を入学後に改めてご案内しますので、是非ご協力お願いいたします。

寄付金・学債 ― 近畿大学

募集しておりません。

寄付金・学債 ― 兵庫医科大学

教育・研究・診療活動の基盤整備等のため、入学後に任意の協力金として寄付金の募集をしておりますので、ご協力をお願いします。

寄付金・学債 ― 川崎医科大学

本学では、医学教育の振興を図るため、その資金について、入学式後において任意による寄附金の募集をいたすことにしておりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。前もってお知らせしておきます。

寄付金・学債 ― 久留米大学

施設設備の整備拡充にあてるため、入学者に対して「寄付金募集要項」に基づき、任意の寄付金の協力をお願いいたします。

寄付金・学債 ― 産業医科大学

なし

寄付金・学債 ― 福岡大学

任意の寄付金の協力をお願いする。

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