2012年 合格体験記

2012年12月3日

合格体験記

今年の春の合格者から嬉しい便りをいただきました。
合格体験記です。

私たちのところへ相談に来たのが、彼女が大学4回生のころでした。
彼女は薬剤師を目指して薬学部に通っていたのですが、
薬のことを学んでいくプロセスで、「どうしても医者になりたい」という想いが湧いてきたのです。

小さい頃から医者を目指していたわけではなく、
最難関の試験対策を行う上では不利な条件がいくつもありましたが、
彼女の「どうしても医者になりたい」という想いと
決して諦めない強い気持ちと不断の努力により、
医学部合格を手に入れることができたのです。

いま、医学部合格を目指している受験生のみなさんにとっても
勇気が湧いてくるのではないかと思いますので、ぜひご参考ください。

医者を目指して ― 1年目の挑戦

私の長い、長い受験生活がやっと終了した。
自分で決めたことだし、ある程度は覚悟していたものの、まさかこんなに苦しい2年間を送るとは思っていなかった。

勉強
1年目の挑戦。
春から独学で勉強していたものの、3年前の受験のことなんかきれいさっぱり忘れておりこれでは受験に間に合わないということで、8月から中央受験センターにお世話になった。
良い先生に巡り合うことができ、自分でやっていた勉強がいかに非効率であったかを痛感。勉強の効率の良いやり方を教えて頂き、多少荒くともあと約半年で勉強を完成しなければ、と必死の思いで先生方について行った。
1年目は国公立も視野に入れており、センターと私学の勉強であっという間に1日が過ぎていってしまう日々を送っていた。
センターは撃沈。
私学も前期と後期合わせて3校、1次通過したものの補欠の連絡はなく、結果完敗。

親との約束で受験への挑戦は1年限りと決めており、これ以上の勉強をあと1年続けると思っただけでもぞっとしたし、体力的にも精神的にもさらにしんどいのは目に見えており、私自身耐える自信がなかった。
復学願を出して休学していた大学に戻るつもりだった。
親に相談してみたところ、どうしても医者になりたいのならあと1年であれば許可してくれるということであったが、私はもうこれ以上しんどい勉強に耐える自信がなかった。

それからしばらくの間、年齢などのリスクも考えて、私の心は天秤の針の様に揺れ動いた。
そこで中央受験センターの私を担当して下さっていた北尾さん、約半年間私を教えて下さっていた先生方に相談してみた。

もう1年同じペースで勉強すればきっと良い結果が出ると思う、さらに本気で医者になりたいと思っているならば、もう1年やらないときっと後悔することになると思うとアドバイスを下さった。

ノート
家族に言われた様に、医者という職業は薬剤師と一生切っても切り離せない職業であり、あと1年勉強していれば、と後悔だけはしたくなかったので、もう1年腹をくくって勉強することに決めた。
医学部に合格する為には、学力面で穴があったらだめだと聞いていたので、それを埋めるためにも、さらに様々なことを考慮し、2年目の受験生活も家庭教師の先生にだけ必死に喰らいついて行こうと決め、予備校などには一切通わなかった。

2年目の受験生活、そして・・・合格!!

2年目の受験生活は1年目とは違った意味で苦しかった。
1年目と同じ結果にならないように、私学のみに絞った勉強を開始。理数系に関しては穴をなくすような勉強、特に私が1番苦手としていた物理に関しては、足をひっぱらないような対策をして頂き、偏差値もだいぶ上がった。
英語に関しては、配点の高い長文をいかに効率よく読むかという、私が1番知りたかった技を伝授して頂いた。

1年目に勉強したことを生かし、さらに偏差値が上がるような工夫をして下さった。先生方との勉強は深夜にまで及ぶことも多々あったのだが、私が合格する為に必死で教えて下さった。
その甲斐あって1次通過は6校来て2次試験を受けた4校のうち、3校の正規合格がきた。

万歳
その中に1番行きたかった大学もあり本当にこの上ない喜びで、約2年間の苦しみが一気に吹き飛んだ。
努力が報われた瞬間だった。本当に嬉しかった。
この合格の瞬間の為に私を支えてくれた家族、そして何よりも学力面で支えて下さった中央受験センターのスタッフの北尾さん、袖森さん。
非常に要領の悪い私を最後まで根気強く教えて下さり、さらには進路指導までをもして下さった長谷川先生。
深夜にまで及ぶ勉強の面倒を見て下さった安藤先生。
本当に色んな方の支えがあってこその合格だと、感謝しています。
最初は不安だらけで始めたこの宅浪生活。他の予備校には通わず、中央受験センターのスタッフの方々や家庭教師の先生方を信じ、最後までついて行き、最後の最後で大きな花を咲かすことができて本当に良かったです。

約1年半の間、本当にお世話になり、ありがとうございました。
私は今、非常に充実した楽しい学生生活を送らせてもらっています。

 

受験校についての情報

*近畿大学*→2年目前期正規合格、1年目前後期1次不合格
≪入学試験~一般方式~≫
問題が配られてから試験開始まで何分か時間がある間に、透かし読みできる。
数学は特に時間に追われると焦ってしまいがちなので、透かし読みしながら、解き方を頭の中で組み立てられたら焦らずにすむと思う。
≪面接≫
実験室に何人かずつ呼ばれるのだが、自分の前の受験番号の人が話している内容がまる聞こえ。
試験官が2人いるのだが、私の場合、1人は話していることを必死に聞いてくれたのだが、1人はよそ見をしてあまり目を合わしてくれないほど愛想が悪かった(笑)
やはりそれでも目を見てしっかり話すことが大切。
以上より面接は重視されていないと思われる。
聞かれた内容は、「今一番大切にしていることは何ですか?」という抽象的な質問だった。
≪合格者≫
2次試験を受験したほぼ全員が合格すると思われがちだが、前期の2次試験を受験したものの不合格で、後期試験で合格して入ってきた子がいる。
≪選択科目≫
どの大学もそうかもしれないが、生物選択者と物理選択者の割合は圧倒的に物理選択者が多い。
(約70~75%が物理選択者だそう。:大学でのある教科での調査より)
≪その他≫
高度救急医療を入れるために現在大学敷地内にER棟を建設中。
大学のパンフレットに書いてあった自分の入りたい部活を見て大学を決めたという生徒もいるが、何年か前にその部活は廃止になったらしい。
何年か前の情報をパンフレットに載せて使っていたのか。パンフレットの情報を鵜呑みにしない方が良いかも。
*兵庫医科大学→2年目正規合格
ある予備校出身者の話によると、浪人数が多く圧倒的に学力も高く、試験の出来が良かったある子よりも、浪人数の少なく試験の出来が悪かった子達の方が全員合格をもらっていたらしい。
多浪には不利なのかもしれない。
私は、試験が終了した瞬間、絶対に落ちたと思ったし、小論文もそんなに出来た覚えもないのに正規合格だった。最後まで絶対に諦めずに解くことがやっぱり大切!!
*藤田保健衛生大学*→2年目正規合格
再受験生や多浪生が他の大学に比べて多いといわれている。
友達で藤田の学力試験の結果の開示請求をした男の子は、全体の中で8番だったのに不合格だったらしい。合格フラグだとも言われる座右の銘も聞かれたらしい…。
詳しく聞くと試験官のうちの女の人が圧迫をしてきたとか。
*金沢医科大学*→2年目1次合格、2次不合格
集団面接では再受験生は固められた。(私と同じグループであった生徒は全員再受験だった)
同じ年齢層の人同士が集まるものなのか。集団面接中の様子はビデオに撮影されている。
*岩手医科大学*→1年目1次合格、2次不合格
問題が易しいのでいかにミスをしないかが勝負になってくると思われる。
*聖マリアンナ医科大学*→1年目1次合格、2次不合格
適性試験や小論文や昼食をとる場所も体育館なので底冷えする可能性あり。
グループ面接では6人が1グループで、最初に自己紹介をする時間があるのだが、私以外全員地元神奈川出身だったり、神奈川の高校に行っていたり、と関西出身の私のアウェイ感が半端なかった。
個人面接ではそのせいなのかどうか分からないが、これでもかというぐらいの圧迫面接をされてしまった。なぜ関西出身なのにこの大学なのか?と聞かれ、自分は女であるため、女性に多い乳がんの治療に特化しているため、と答えたら、乳がんに特化している病院なんて、わざわざ地元から離れた神奈川に来なくても関西にいっぱいそんな病院はあるのではないか?と言われたり…。
こんな圧迫面接をされても、冷静に怒らずに答えることが大切だと思う。
小論文は、絶対に差がつかないと思うほど簡単な問題であった。ここは、現役生が有利なのかも。
(グループ面接で6人中2人が現役生で、現役生のうちの1人が正規合格、もう1人は補欠合格になっていたから。)
*埼玉医科大学(後期)*→1年目1次合格、2次不合格
和やか感じであったが、男性職員が4人なので威圧感が多少あるかも。
前の受験番号の男の子の面接では笑い声がかすかに聞こえてきた。その生徒が退出する際に扉に手を添えずに、バタンと閉めていた。しかし、正規合格していたので、やはり面接はあまり重視されていないのか。
*愛知医科大学*→1、2年目共に1次不合格
友達の父親がこの大学の職員で、入試も担当しているようだが、ある程度年齢がいっている人はそれだけでも落とすことがあると言っていた。
*最後に…*
☆十分に分かってらっしゃる方も多いとは思いますが、1教科目が万が一できなかったと感じたとしても、絶対に最後の教科が終わるまで諦めずに解くことが大切です!!
たとえ自分の苦手な問題が出てきても最後の1秒まで粘り強く解くべきです!本当に試験終了の合図があるまで諦めないで下さい!

☆試験が終わったら忘れないうちに問題を複製するように先生方に言われていました。
私学の場合だと、全く同じ問題や似たような問題が出る場合があるので、分からずに解けなかった問題はその日のうちに解決して、次の試験に臨んだら良いと思います。

☆細かいことですが、関西医科大学や兵庫医科大学などが試験会場として使用しているインテックス大阪は、うちっぱなしの会場なので非常に寒く、底冷えし易いので、他の受験会場に行く時よりも暖かい格好をしていた方が良いと思います。
さらに女性の場合、トイレが少ないので試験が終了して試験監督からOKが出ると同時にトイレに走って行くぐらいの方が良いかもしれません(笑)。

カテゴリー:医学部受験のツボ

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